●333 春こそ来れ はるこそきたれ 〇はるこそきたれうれしや

 表題:春こそ來れ[春こそ来れ]
 読み:はるこそきたれ

 収録:(A)特撰中等合唱曲 1 成樂會 1925(T.14).2.15 ◎[A2-68] Copy=[P126]

 記譜:二部合唱(伴奏付き) ハ長調 3/4

 インチピット:ソラシド|ドシレ|ファシラ|ソ

 曲:グラヴァー,スティーヴン(Glover, Stephen)(1812-1870)[イギリス]か?
 詞:犬童球渓 ※1925(T.14)作詞


[詞] ※特撰中等合唱曲 1より

  春こそ來(きた)れ嬉しや 鳥こそ來(き)なけ樂しや
  池の氷とけそめ 遠(をち)の山も霞むよ
  軒の梅もつぼみて 野べの若菜緑に
  天地(てんち)今ぞほゝゑむ
  一年(ひととせ)に再びと迎へ得ぬ此(この)春
  燈火(ともしび)かゝげて春の夜遊びし 人すらありしを
  山に野べに遊べや 花を鳥を詠(うた)へや
  山も野べも招くよ 花も鳥も誘ふよ


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